旅行の時、何かと悩むのが「持ち物」じゃないですか?旅行前日とかになって、何をもって行こうかと旅行鞄を前にして悩むことも少なくないかと思います。私もしょっちゅう悩みます。
旅行に行き始めた初期のころは、余計な物ばかり持って行って、必要な物は家において来るという失敗の連続でしたが、回数を重ねるごとに要るものと要らないものの選別が付いてきました。
そこで今回は、冬の北海道で駅巡りするときに私が持って行っている道具の中でも、「これは大事!」というものを紹介します。
①未開封のペットボトルの水
自販機などで売っている500mlの天然水などのことです。飲料水として持ち歩くという目的もありますが、怪我をしたときなどに手当をするのにも使えます。ですから、お茶ではなく水です。
非常用なので飲み水としては原則使わず、自宅に帰るまでカバンの一番下に入れておくようにしています。ちなみに、怪我などを理由に過去に2回ほど使用しました。
②カロリーメイトなどの保存食
北海道ほどに本数が少なく、人気のないところで駅巡りをしていると必ず陥るのが食糧難です。あらかじめ食料を買って持っていたとしても、朝寝坊や乗り遅れ、列車遅延などによって予定通りに買い物ができず、飢えに苦しむ時があります。
そんな時のための保存食を常に持ち歩いています。カロリーメイトや乾パンなどの軽くて日持ちするものが望ましいです。これも先述の水と同様に、自宅まで持ち帰る前提です。
ちなみに私は、この保存食とは別に菓子パンを1つ以上持ち歩くようにしています。
③手ぬぐい
怪我をした時や、濡れたものを拭く時に使います。融けた雪や雨水で靴がぐちょぐちょになった時に、靴の中の水分を抜き取るのにも使えます。直ぐに使えることが大切なので、カバンの取り出しやすい場所に常に入れてあります。
過去には、転んだときにできた切り傷の止血に使いました。
一本ではなく複数の手ぬぐいを持ち歩き、ハンドタオルやハンカチ替わりに使うのもおすすめです。
④手回し式の懐中電灯
これが一番大事だと思っています。大きなものではなく、手のひらに収まるような小さなもので十分です。夜の駅巡りをすると、周囲が真っ暗で何も見えないことがあるので、そんな時に非常に便利です。特に雨が降った後などは、水溜まりに足を突っ込まないように足元を照らすのに使っています。
また、夜間に歩道がない道を歩くときにも有効です。特に冬場は日没が早く、夜道を歩くことは少なくありません。交通事故にならないようにするためにも、ライトをつけながら歩くとドライバーから認知してもらいやすいです。ただし、車にライトを向けると眩しいので、足元を照らすぐらいがベストです。
余談ですが、胆振東部地震でブラックアウトした時にはめちゃめちゃ役に立ちました。
以上4点です。これらはどれも経験上必要になったものなので、皆さんも持っていて損はないと思います。
さて、ついでなので他の持ち物、服装についても紹介します。
他の持ち物
- 切符ケース(2つ折りで革製)
- 財布(旅行中に使わないものは抜いておく)
- iPhone(小さいやつ)
- iPad mini(時刻表検索とかはもっぱらこっち)
- ノートパスコン(大容量モバイルバッテリーの代わり)
- 充電器類
- 常備薬(腹痛起こしやすいので整腸剤)
- 着替え(洗濯するので4日分ぐらい)
- タオル(1本だけ)
- レジ袋(割と沢山)
- ティッシュ(たまに現地調達)
- 折り畳み傘(冬でも一応持っていく)
日数や季節、その他条件次第ですが、リュックの重さはLCCに乗れる7㎏を目安にしています。ただ、パソコンがかなりの重量になってしまうので、最近は7㎏をオーバーすることも珍しくないですが、あんまり重いと持ち歩くのが大変なので10㎏は絶対に越えません。余裕があれば肩掛けカバンも小さく折りたたんで押し込んでおいて、連泊の日に使ってますね。
冬の服装
- 厚手の手袋(手首が搾れるかなり厚手のもの)
- ネックウォーマー(安いもの)
- ジャンパー(一番外側に着るフード付きのコート)
- パーカー(裏起毛のフード付き)
- フリース(パーカーの内側に着るもの)
- 内側に切られるダウン(非常用)
- フランネルシャツ(長袖)
- Tシャツ2枚(半袖)
- 防風使用のズボン(裏はフリース素材)
- 長めの靴下
- くるぶしまでの靴下(上から履く用)
- 雪靴
私はフードを被るので、帽子は持っていきません。あと、車内で熱くなった時に対処できなくなるので、ヒートテックも着ていません。基本的には寒がりで暑がりなので、体温調節のしやすさがメインですね。長時間特急に乗るときなどは、薄手のズボンに履き替えてしまうこともあります。
ご安全に!
最近は秘境駅ブームもあって、北海道の駅を巡っている方も増えたように感じます。駅巡りの際はぜひとも安全に気負つけてくださいね。そのためにも、「もしも」に備えて備品はしっかりと持っていきましょう。冬は防寒対策も忘れずに!